すってん天狗

文・絵/木曽秀夫
読みがな付き漢字かな交じり文絵本

天狗が神様ともてはやされたのも、とうの昔。
今どき、天狗も仕事を持たなきゃ食べられない!
そう決心した天狗どんが、町へ出て、仕事を探します。
ところが、傘屋で働けば、傘を長い鼻で、やぶってんぐ。
左官屋では、塗りたての壁を、長い鼻で、こすってんぐ。
こんな調子で、天狗どんにぴったりの仕事は見つかるでしょうか・・・?
しゃれっ気いっぱいの愉快な創作昔話。
漢字かな交じり文だから、国語力や読書力も育んでくれます。
ユーモアいっぱいのストーリーを楽しみながら、知力が育まれる一冊です。
| 文章は漢字かな交じり文。国語力を育みます。また、読みがなをふってあるので、お子様だけでも読みやすい文章です。 |
| 創造性を育んでくれる物語です。 |
| ストーリーの概要は下記をご覧下さい |
|
| 発行/サンリード 発売/登龍館 |
| サイズ |
縦28.3×横22cm 厚み0.9cm 重量400g |
| 頁数 |
36ページ |
| 仕様 |
上製本(ハードカバー) |
| 価格 |
1200円(本体1143円+税) |
|
『すってん天狗』ストーリー
 
ずっとずっと昔のこと、山の神様は 天狗どんじゃった。
日照りが続いて 作物が枯れてしまうと、自慢のうちわを一振り、雨雲を呼び寄せて、田や畑を緑で潤す。
悪い病気が はやっても、天狗うちわを一振りすれば、たちどころに はやり病を追い払う。
それはそれは、ありがたい神様じゃった。
ところがじゃ、何年も何年も 長生きしている間に、山の様子が だんだんと変わってきたのじゃ。
そんな ある年に、隣山に お宮が出来てなあ。
それからというもの、もう誰も 天狗どんなぞ見向きも しなくなったのじゃ。
「これでは どうにもならぬ。そうだ、わしも人間の町へ行って、何か仕事をしよう。
働いたら、きっと ごちそうが食べられる。」
と、考えた天狗どん、山を下りて、町へと向かったのじゃ。
町では、いろんな人が働いておる。
天狗どんには、珍しいことばかりじゃった・・・。

【絵本館管理人の読書感想】
私も大好きな一冊。天狗が、豆腐屋、傘屋など、いろんな職業にチャレンジするのが面白みです。
天狗の困った顔も、おもわず笑えてしまうほどユーモラス。
どんな失敗をしたのか、絵を見て、お子様と話が弾むのではないでしょうか。
そして、いつのまにか心の中で、天狗を応援している。実はそんな、心を優しくさせてくれるお話です。
|
ページトップへ戻る |