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漢字で育む国語力
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| 石井方式 幼児からの漢字教育 ~漢字の効能~ 目次 |
| 1 言葉を豊かにし、知能を高める漢字 |
| 2 幼児にとって漢字は易しい |
| 3 右脳と左脳を刺激する漢字 |
| 4 石井方式漢字教育の指導法 |
| 5 石井方式漢字教育の成果 |
| 6 石井勲博士 プロフィール |
| 7 教育現場での実例(幼稚園・小学校) |
| 8 グレン・ドーマン理論と石井方式の共通点 |
| (参考) 石井方式漢字教育を、ご家庭向けに 分かりやすく解説した本もあります 『石井方式 幼児のための日本語塾』 |
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| 言葉を豊かにし、智能を高める漢字 |
人間は、言葉で物事を考え、理解します。 ただしそれは、口数が多いという意味ではなく、言葉の意味を正しく理解するということです。 なぜ漢字なのでしょうか。 ひらがなは表音文字・聴覚言語のため、ひらがなで表記した言葉からは意味までは伝わりません。 例えば、『木』という漢字を学び、次に『森』という漢字を見た時、 漢字で言葉を覚えると、言葉の理解度が高いのです。 |
| 幼児にとって漢字は易しい |
| とはいえ、幼児に漢字は難しい。漢字教育を始める前に大半の方が抱く先入観です。 幼児を集めて、『鳩』『九』『鳥』の漢字のうち、どれが覚えやすいか調べた実験があります。 幼児は、具体的なものほど覚えやすく、抽象的なものほど覚えにくい。 漢字は具体的なものを表す文字。ですから幼児にとって、漢字は覚えやすい文字なのです。 |
| 右脳と左脳を刺激する漢字 |
| 脳の発達は、乳幼児期は「右脳優位」の時代、以降は「左脳優位」へと移行していきます。 右脳は空間認識や音楽・絵画に感じ入る「感覚脳」、左脳は理論的に物事を捉える「言語脳」です。 そして、右脳の活発な時期に刺激を与えるほど、その後の左脳の成長度合が高くなります。 通常、文字は左脳で処理されますが、漢字は右脳・左脳、両方を働かせます。 言わば、漢字教育はやがて育つ智能の種まき。詰め込み型の早期教育ではなく、適期教育なのです。 |
| 石井方式漢字教育の指導法 |
| 石井方式、幼児からの漢字教育は、漢字を読むことからはじまります。 具体的には、出来るだけ生きた言葉として捉えられるよう、 漢字かな交じり文で書かれた絵本を読み聞かせます。 漢字かな交じり文で読むと、ひらがなだけの文に比べて、文の意味がダイレクトに頭に入ります。 漢字には読み仮名をふりません。漢字を見ずに、読み仮名を追っては意味がないからです。 漢字かな交じり文の絵本を読むと、漢字が身につくことに加え、文章を読む力、読解力がつきます。 |
| 石井方式漢字教育の成果 |
| 石井方式の漢字教育を30年以上、数多くの幼稚園保育園で実践した結果、 漢字で言葉の理解が深まり、国語力が身につくことはもちろん、物事を分析して理解する力、 また目と耳、両方を働かせて学ぶことで、非常に高い集中力がつくことが確かめられました。 人間として学び、成長するための基礎能力が育つのです。 漢字によって豊かな言葉を身につけた子は、自ら枝葉を広げ、様々な能力を発展させます。 すべての成長の“根幹”を養う漢字教育、それは誰もが自分の力で伸びていくための教育なのです。 |
| 石井勲(いしいいさお)教育学博士 プロフィール |
| いまや、幼児にとって漢字が覚えやすい文字であることは、幼児教育界では常識となりました。 この幼児からの漢字教育を打ち立てた第一人者が石井勲教育学博士です。 もともと高校・中学校・小学校の教師であった石井勲博士は、 しかしこの発表は当時あまりに画期的であったため、簡単には受け入れられませんでした。 そしてその効果が認知されるに従って、世間に認められ、現在まで広がるに至ったのです。 そして、石井博士と共に、幼児からの漢字教育を広めるために全国行脚した 1919ー2004年。山梨県生まれ。昭和17年、大東文化学院卒業後、応召。 戦後、高校教諭として教壇に立ち、国語力を養うには その功績が認められ、グレンドーマン博士主催、第6回世界人間能力開発会議で金賞受賞、 |
| 教育現場での実例 |
【石井先生の幼稚園での講演 〜「蟻と鳩」の素話〜】 3~5歳の園児らを前に、物語を聞かせながら漢字を黒板に書く「素話」を行う様子をご紹介します。※黒板に書いた漢字は、『』で下記に記しています。 先生:(『森』を書き)森って知ってる? 園児:動物がいっぱいいるところ。 博士:森とは、木がたくさん生えているところです。 ・・・さて、だれが蟻さんを助けたのですか? 園児:鳩! 先生:そう、鳩さんが助けたんですね。蟻さんは鳩さんに、ありがとう、と言いました。 ・・・(『森』を指し)ではこれは、なんという字だったかな? 園児:森! 先生:(『池』『鳩』『蟻』『風』『枝』『鉄砲』『猟師』の読み方も同様に答えてもらう) 園児:『鳩』がいなくなった。 先生:そう、よくわかったね。もう一度、目をつぶって。(『猟師』を消す) 園児:(猟師という言葉が出てこない。猟師というものへの認識がないためと思われる。
【小学校での取り組み】 平成4年度にある小学校で実践された石井方式による漢字教育をご紹介します。 <読み先習> <解字学習> <名文の朗読・朗唱> この小学校の漢字教育の取り組みは、平成6年、読売教育賞の国語部門で優秀賞を受賞しました。 |
| グレンドーマン理論と石井方式の共通点 |
脳障害児の研究で有名なグレン・ドーマン博士の教育法に、 アルファベットを知らなくても、「これは『MOMMY』という字だよ」と教えると、 漢字もそれと同じで、『鳩』や『鶴』という字も、子供はすぐに覚えます。 漢字は難しいという大人の先入観で、子どもに見せる漢字を制限するのは、 ドーマン博士は石井勳博士の考え方に、自身の理論との共通点を見出し、石井博士と親交を深めました。 |
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